マッチョといえば牛肉!牛肉といえばローストビーフ!
男の作る豪華なマッチョ飯といえばローストビーフで決まりでしょう。
ローストビーフって高級そうだし、中まで火が通っているかを確認しづらいので難しいと思っていませんか?
実は炊飯器を使うだけでかなり簡単に作れてしまうんです!
しかもめちゃうま!
ローストビーフは簡単に作れてパーティーでも大人気、クリスマスやお祝いなどでも活躍してくれる万能料理です。
脂質の少ない部位を選べば立派な減量食にもなるので、ぜひ作り方を覚えてください!
ローストビーフは脂質の少ない肉で作るべき
ローストビーフは脂質が低いお肉で作るのがコツです。
ステーキや焼肉などは高温で調理するため、肉のタンパク質が硬くなりやすいのでサシが多く入った霜降り肉などの方が食感が柔らかくなりやすく人気です。
しかし、ローストビーフは低温調理するため肉のタンパク質変性が起こりにくく、肉から余分な水分も抜けにくいので、肉が硬くなりにくいので赤身が多い肉でもしっとり美味しく仕上がるというわけです。
そして、ローストビーフは基本的に冷えた状態で食べるので、
脂質の多い肉で作ると脂肪分が白く固まってしまい、ねちゃねちゃした食感になってしまい美味しさが半減してしまいます(個人的意見です)
なので私は脂質の少ないオーストラリア産の牛もも赤身肉を使用してローストビーフを作っていきます。
霜降りよりとっても安いですし(なんと100gあたり209円!)
このようなスーパーの安い牛肉で作っても美味しく作れるのがローストビーフの良いところです。
炊飯器で作るローストビーフのレシピ
材料
牛モモ赤身 塊肉 500g
塩胡椒 適量
ジップロック
常温に戻した牛肉に塩胡椒を前面にヌリヌリしていきます。
調理段階で塩胡椒も多少落ちてしまうので多めにスパイシーに塗っていきましょう。
牛肉をジップロックに入れて空気を抜いていきます。
空気をしっかり抜くには端っこからストローで空気を抜き出していくと良いです。
次に70℃程度に沸かしたお湯を炊飯器に入れ、先ほどのお肉を投入していきます。
あとは1時間15分ほど”保温”で放置します。
炊飯ではなく保温ですので間違えないでくださいね!
75分後に炊飯器を開けると
火が通った状態のお肉が出来上がります。
この時点で既に中はピンク色で食べられる状態になっていると思います。
しかし、普通のローストビーフと違うのは表面に焼き色が付いていないということです。
このレシピでは、一旦お肉を休ませて肉汁が安定した後に焼いていきます。
なので、肉が冷えて落ち着くまで1〜2時間ほど放置します。(夏場は冷蔵庫の方が良いかもしれません)
ある程度肉の温度が下がって肉汁が溢れにくくなってきたらフライパンで表面を焼いていきます。
既に火は通っているので表面に焼き色をつける程度でいいです。
火は通っているんだから、もう炊飯器から出して食べちゃえばいいじゃんという声も聞こえます。
確かに炊飯器から出した時点で食べられるのですが、本当にローストビーフを美味しく食べるなら焼き色をつけるという一手間を省かないことをおすすめします。
これは肉や魚などのには高熱で加熱することによってメイラード反応という様々な香りを産む効果があるからです。
つまり、高温で焼くことで香りがめっちゃ良くなるということです。
先に炊飯器で火を通したのも、このメイラード反応による香ばしい匂いを最大限に引き出すためです。
先に焼いてから炊飯器に入れると、どうも香ばしさが半減している気がするので、先に炊飯器に入れて火を通して最後に焼くのをおすすめします。
全面こんがり焼くともう美味しそう
あとは薄くスライスしてお皿に盛り付けるだけです!
何ということでしょう。お安いスーパーのお肉がレストランのメインディッシュに大変身。
この1皿で材料費は1000円程度です笑
デパ地下で買ったり、お店で食べたりしたら数千円は下らない量でしょう。
どどーんとガッツリ500g!!
ローストビーフをがっつり食べたいという場合は、是非ご自宅で作ってみてください!
気になるカロリーは、100gあたり140kcalと超ローカロリーです。
肉の部位や産地によって脂質量は変わるかもしれませんが、使用した肉を見た感じでもほぼ赤身で脂質がかなり少ないので、slismのデータとそこまで変わらないでしょう。
これだけ豪華なお肉が、お安く、ローファットで頂けるのです。
良い時代に生まれたではありませんか。
ローストビーフに最適!激ウマのオニオンソースレシピを公開
さて、ローストビーフを美味しく食べるために必要なものがもう一つありますね。
そうです、ソースが重要ですね。
市販のステーキソースやわさび醤油でも十分美味しいのですが、最近私がはまっているオニオンソースをご紹介します。
□材料
たまねぎ 小1
にんにく 2片
酒 大さじ6
醤油 大さじ6
酢 大さじ1.5
砂糖 大さじ1(私はパルスイートを使ってます。甘さはお好みで調節してください)
作り方はとっても簡単。
玉ねぎとニンニクをすりおろして調味料と混ぜます。
↑マメですが玉ねぎは片方のヘタを残して擦りおろすとバラバラにならずに綺麗におろせます。
そして火にかけて一煮立ちさせます。
粗熱が取れるまで放置します。以上!
レシピと言うほどでもないですが、騙されたと思って一度作ってみてください。めちゃうまいですから。
暖かいままでも美味しいですが、一旦冷やしたほうが玉ねぎや酢のトゲトゲしさが無くなってマイルドになる気がします。
冷蔵庫で寝かせても熟成される感がありますね。なとなくですが笑
こちらのソースはローストビーフ用だけではなく、牛ステーキやポークソテー、肉の炒め物やしゃぶしゃぶなど、肉料理全般に合います。
私は多めに作って冷蔵庫で保存して様々な料理に使うようにしています。
ステーキ肉なんかは塩胡椒して焼いて、このソースを上にかけるだけで絶品に♪
ポークソテーなんかにしても美味しいですよ。
是非、みなさんもこちらのオニオンソースを使って肉料理にご活用ください!
ローストビーフには炊飯器より低温調理器のほうがおすすめ
炊飯器はでのローストビーフは簡単ですが最良では無いという話です。
最初に低温調理で肉のタンパク質変性が云々という話をしました。
実はこの話には細かくいうと裏があるんです。
肉が硬くなり始める温度って実は66℃以上なんです。
炊飯器の保温の温度は約70℃でお肉に最適な温度よりちょっと高いんですよ。なのであまり炊飯器に長時間入れていると徐々に硬くなってしまう可能性があるんですよね。
実はBONIQという低温調理器があって、これで作るのが一番良いんですが、私は持っていないので炊飯器で代用しています。
お財布に余裕のある方は是非BONIQを試してみてください。
追伸 友人のパーティ用にミートガイのサーロインステーキで作ってみた
友人の誕生日パーティーを開いたので、今回はミートガイのサーロインステーキ1kg塊でローストビーフを作ってみました。
サーロイン1kgでもセールで2,480円だったので100gあたり248円。やっすいですなぁ。
ただ、大きすぎて5号炊きの炊飯器には入らなかったのと、1kgの塊が入るジップロックが我が家に無かったため半分にカットして作りました。
それでもサーロイン肉はど迫力です。
普段であれば脂肪部分は綺麗に取り除いてしまうのですが、お祝いの日ぐらい多少の脂質は大目に見てあげましょう笑
500gの肉塊を2つでも75分間でいい感じの色に仕上がりました。
みんなでワイワイ盛り上がる際にはサーロインで作るローストビーフもおすすめです。
是非おためしあれ!
追追伸
今回のローストビーフをカットするのに使ったのは刺身用の包丁である柳葉包丁です。
ローストビーフは薄く切れた方が柔らかく肉の味も楽しめるので、ローストビーフを薄く切りたいという方は柳葉包丁を試してみてください!